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物の値段ほど、曖昧なものってないんじゃないかなと思います。
人それぞれ価値観が違いますから、同じ商品でもある人は高いと思ったり、ある人は安いと感じたりするようです。
私の場合は、「私がこれを作ったら」 と言う考えが基準になることが多いです。
これは、自分がいろんなものを作る事が好きだからだとは思います。
たとえば、服やバッグなどを作る為には生地を購入して裁断して縫うことを考えます。
生地代だけでもこれくらいはかかるとか、こんなに凝ったものは作るのに手間がかかるだとか。
生地を作る、生地を作る為の綿を育てる・・・など、ほんとうはもっと工程があります。
そんな事を考えると、「なぜ?こんなに安いの?」「なぜ?こんなに高いの?」と思うことが多いです。
私も購入する立場にいると、もちろんできるだけ安くて良いものが欲しいと思います。
でも、ただかっこよさやイメージで値段が高いだけの物や安ければいいような物は嫌です!
高い物にも、色々な種類があります。
材料を手に入れるために大変な労力がかかり、ひとつひとつ手作業で作り上げる商品などは
「高くて当たり前」のように思います。
なぜかと言うと、まず材料費がかかっていますし、作り上げるまでの労力に対する報酬です。
これに、職人技などの付加価値が付くともっと値段は高くなってしまいますが
それはその付加価値にお金を払ってでも欲しいと思う人が高いとは思わないで購入するのでしょう。
ブランド名だけで付加価値がついた商品などは「どこにその価値があるのか?」と疑問に感じます。
もちろん、職人さんが手作りしているようなブランドもありますから一概には言えませんが
ただ、人気があるから高くても欲しいというのは私には無い感情です。これも、人それぞれです。
大好きなブランドがあったりあこがれの人と同じものが欲しかったりするのは、人間のサガなのでしょうか?
でも、せっかく好きなブランドでも「8、フェアトレードではなくても」でも書きましたように、
企業の責任を果していないようなブランドは応援しないで欲しいです。
もしくは、エールを送る気持ちで「企業責任についての意見」を発して欲しいと思います。

安い物にもまた、いろいろあります。
商品の仕入れ値を下げて、なるべく安く売っているお店などは販売店・卸売店の利益が少なくなります。
安く仕入れる為に、工場に安い値段で作るように頼んでできた商品は工場側が低収入となります。
この場合は、そこで働く労働者の賃金が安く、労働環境も良くないはずです。
こういった方法で安い物を売っている企業は、工場での労働者の扱いなどには目もくれないのでしょうか?
できあがった商品をチェックするだけで、労働者のことは工場側の責任だと思っているのです。
いくら安くても、このような企業も応援しないで欲しいです。
値段の内訳などは、消費者には知らされていません。(←調べればわかると思いますが。)
派手に広告を出しているような商品は「広告費」が多くを占めているようです。
CMに人気スターなどを起用して莫大な報酬を払っていても、
その商品にかける材料費、人件費などはほんの少しだったりします。
そういった商品を作る人達は、過酷な労働で低賃金な場合もあります。
このような体制では、私たちは「商品」にお金を払ったのではなく「広告に出た人」に払っているようなものです。
広告にでる人も、「ほんとうにこの商品がいいのか」「この企業は正しいことをしているのか」考えて欲しいです。
自分が宣伝する事で多くの人に「この商品はいいですよ」って言うのですから、責任があります。
このように商品が高くても安くても、同じ問題があります。
人それぞれの価値観の違いも大きく影響します。
すごく高いバッグをたくさん持っている人が、有機栽培の野菜が高いから買えないと思うこともあります。
どこにお金を使うかはその人次第ですから、私は文句は言いません。
ですが、値段について文句を言う事があったらもう一度その商品について考えてみてください。
そうして、それだけの価値があるのか見直してみてください。
自分の価値観がどういったものなのか改めて気が付くのではないでしょうか?
次回は、フェアトレード商品の値段について考えたいと思います。
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