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フェアトレードって?聞かれると、発展途上国の人達が生活していけるように買い取った商品を売ること。
簡単に言うとこうなります。始めて聞いた方は、「そんな遠い国の人のために使うお金なんて無い」って思いますよね。
でも、そうじゃないんです。「そんな遠い国の人たちが自分の快適な暮らしのために犠牲になっている」のが現状です。
たとえば、とても安くてそこそこ格好のいい服があります。
「安いから買っとこう」って、思いませんか?私は思います。
でも、「なぜこんなに安くこんな物が作れるのか?」って考えてしまいます。
それはたぶん、どこか人件費がとても安い国で大量生産をして輸入している物が多いのではないでしょうか。
私たちは日本にいて、色々な国の人たちが生産した物を購入しています。
その国の人たちは、外貨獲得をして儲かっているのだと思いますよね。
でも、そうではない事が多々あるようです。
実際は、「人件費が安い」のではなく、「人件費を安くあげている」だけ。
私たち日本人はある程度の労働条件があって守られていますから
サービス残業や、リストラなどはあるかもしれませんが、通常は生活していけるお給料がいただけます。
途上国の仕事があまり無い地域では、工場がある都会へ働きに出ますが
その仕事も劣悪な環境で長時間労働してもほんの少しの賃金しかもらえない、
そういう工場で作られた安い製品を輸入し、私たちが「安いから」って買うのです。
それでは、だれが儲かっているの?
それはたぶん、輸入する日本の企業でしょうね。(儲かっていないかもしれませんが。)
私たちが、安い物を欲しがれば売る側はできるだけ安くて質も良い物を作ろうとします。
質はできるだけ落とさずに安くするなら、どうしても人件費を削減しますよね。
これはわかりますが、労働者を人とも思わないような使い方をするのは納得がいきません。
そこで、環境保護や国際協力の活動をするNGOなどが
途上国の立場の弱い人々が自立できるように支援をはじめたのです。
支援といっても、募金などでお金を与えるわけではありません。
「環境を害さない」で「持続可能」な仕事を提供したのです。
これが、フェアトレード(公正貿易)です。
「環境を害さない」のは、環境が変わってしまうと生活も仕事も続けられなくなるから。
(今の日本では、環境を害しても暮らしも仕事も続けていっている気がしますが。)
「持続可能な」は、一時だけの流行で生産し、後は仕事が無いような事では生活が狂ってしまいます。
できるだけの生産を毎年毎年続けていくことで、生産者も仕事を得る事ができるからです。
この2つはつながっていますよね。
環境を害するような事は持続不可能ですから、本当は。
たとえば、農薬問題です。
たくさん生産するために農薬をたくさん使う。生産者の健康を害してしまいますし、土地も痩せていきます。
そして外国に安く買い取られていくのです。
安く買い取られるのでたくさんたくさん作ろうとして・・・この繰り返しになるのでしょう。
フェアトレードでは、こういったことの無い、環境に負荷をあたえない、オーガニック(有機農法)の製品を扱っています。
オーガニックのコーヒー、紅茶、ハーブティー、ハチミツなどです。
オーガニックコットンもそうです。綿は食料に比べてはるかにたくさんの農薬を使っているのが現状だそうです。
他にも、現地の伝統工芸品の輸入があります。
昔ながらの伝統工芸でしたらその土地の方々は技術ももっていますし、
現地で手に入る原料を使っていますから「持続可能」です。
ただ、外国で売れるのかという事を考えると、デザインなどは売れるようにアイデアを提供したり
品質を向上する為に援助したりして、国際貿易への参加を可能としているのです。
こういった、生産者に配慮された製品はもちろん私たち買う側にも良い事が多いです。
オーガニックの物は、すぐにそうだとわかりますよね。
その他の製品でも、自然素材の物はダイオキシンなんて含んでいませんし、
できるだけ環境を害さないように作られていますから環境保護になります。
遠い国の環境の事?って思わないで下さい。地球規模で環境は悪化していっているのですから。
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